設立のごあいさつ

設立のごあいさつ

 

5歳の娘を育てています。

夏生まれの彼女を「なっちゃん」と呼んだのは妊娠がわかった日からで、

これまで何度「なっちゃん」と呼びかけたでしょう。

もちろん正式な名前があるわけですが、本人はその名前よりも

「なっちゃん」と呼ばれることを好みます。

愛称とはよくいったもので、親しみを込めて呼ばれる「なっちゃん」に、

周りからの愛を感じ、呼ばれるたびにたまっていった

その愛を拠りどころに成長しています。

 

発達心理学では、幼い子どもは自分の名前を呼ばれることで、

自己の領域を意識し、 世界の中心としての自己性を強めていくと

いわれています。「なっちゃん」と呼ばれるから、自分は「なっちゃん」なのだと、

まだ不安定な自己性は、呼びかけてくれる誰かによってつくられていくのです。

 

たくさんのコンテンツ、ハッシュタグ、言葉があふれるいま、

何かに名前をつけようとする時、その不安定な何かに付けられる名前を、

どんな人がどんな風に呼んでくれるのか。

親しみを込めて呼んでくれる、呼びかけてくれる人を想像して、

わたしたちNAUMは名前を生みたいと考えています。

 

2021.7.7

代表取締役

大吉 淳

 

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